環境方針・CSR
環境方針
(1)都民の環境問題に対する理解を広めるため、環境学習会や各種講習会の開催など普及啓発活動を行います。
(2)環境に関する技術支援調査事業等の経験を活かし、積極的に環境貢献活動を行います。
(3)廃棄物を適正に処理し、リデュース(発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再利用)の推進に努めます。
(4)事業活動によって消費されるエネルギー及び資源の省力化に努めるとともに、発生する環境負荷の低減を図り、汚染の予防に努めます。
(5)環境目的及び目標の設定並びに実施計画の策定と実践を行うとともに、環境マネジメントシステムの継続的な改善を図り、定期的に見直しを行います。
(6)環境関連の法令、その他の要求事項を順守します。
(7)この方針を文書化し、全職員及び関連事業者に周知するとともに、一般にも公開していきます。
SDGsの取組
2015年9月に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」は、持続可能な世界を実現するための17の目標と169のターゲットで構成された、2030 年を年限とする世界共通の目標です。環境問題は人類のあらゆる社会経済活動から生じ得るものであり、SDGsは密接に関係する経済・社会・環境の諸課題を統合的に解決することの重要性を示しています。
環境公社は、環境事業に取り組む公益団体として、都民・事業者が行うSDGsにつながる環境への取組の支援・促進や、多様な主体との連携・協働において中核的な役割を果たすなど、事業活動を通じてSDGsの達成に貢献してまいります。
公社の環境マネジメントシステムについて
当公社は、平成16年10月に環境マネジメントシステム国際規格ISO140001の認証を取得し、事業活動を通して、快適な都市環境の形成と生活環境の向上に寄与してまいりました。
ISO規格の認証取得から10年が経過し、各サイトにおける取組みが十分に定着するとともに、着実に成果が現れています。
そこで、公社は、これまでの取組・経験を踏まえ、平成27年4月より日常業務活動に特化した独自の環境マネジメントシステムを導入し、環境方針に基づき、環境の維持やさらなる向上に積極的に貢献していくため、環境マネジメント活動を推進していきます。
環境貢献活動
●事業所内での省エネルギー対策
本社事業所
事業所内での省エネに職員全員で取り組むため、2016年度より「省エネルールの運用」を開始し、適切な空調管理、昼休みや定時後のこまめな消灯を実践しています。
東京都地球温暖化防止活動推進センター(クール・ネット東京)
当センターは、2015年10月に東京都庁より、現在地へ移転しました。移転を契機に、省エネ改修や運用改善に取り組み、省エネに配慮したオフィスの見本となるため「省エネBefore&After」を開始し、設備改修、センター内の運用基準を明確にしたエネルギー管理標準の策定など、省エネへの取組及び情報発信を行っています。
●3R(リデュース・リユース・リサイクル)の推進
マイバッグ・マイボトル・マイカップの使用推奨
当公社では、排出するごみを削減するため、「マイバッグ・マイボトル・マイカップでごみを減らそう!」をスローガンに職員の3Rに対する意識の向上を図っています。
ポスター
●食品ロス削減運動
東京都環境公社では東京都環境局が推進する「チームもったいない」に参加することに加え、若手職員有志で食品ロス削減プロジェクトチームを結成し、食品ロス削減に取り組んでいます。
サルベージ・パーティの実施
公社職員の「持続可能な資源利用の意識」を向上させるため、[一社]フード・サルベージ様を講師に迎え、サルベージ・パーティを実施しました。
NO-FOODLOSS PROJECTとのコラボレーション
社内で食品ロス削減を呼びかけるため、公社で運営している「東京スイソミル」のキャラクター「スイソン」と「ろすのん」のコラボデザインマークを作成し、東京都里山保全地域で間伐したエゴノキを使用したコースターで職員に食品ロス削減を呼びかけました。
食べ切りを呼びかけるコースター |
●環境美化への取り組み
処分場新海面受付ゲート横において、植物の育成と維持管理を行っています。当ゲートは、見学車両が停車する場所でもあるため、花壇を設置し、季節ごとの花を種から育成しています。花壇の整備には、処分場伐採作業等で排出された樹木等を再利用しています。
設置場所 処分場新海面受付ゲート横 | 花壇 |
●東京グリーンシップ・アクションへの参加
自然環境の保全等を運営する公社職員自身の自然環境に対する理解を高めるため、2016年度は2回(10月清瀬松山緑地保全地域、11月勝沼城址歴史環境保全地域)参加しました。
11月 勝沼城址歴史環境保全地域 |
社会貢献活動
●「福島の子供たちを東京スイソミルに招待!バスツアー」の開催
東京都、福島県、国立研究開発法人産業技術総合研究所、東京都環境公社は連携協定を結び、福島県産CO2フリー水素の活用とそれを通じた福島県内の再生可能エネルギー導入の推進に取り組んでいる福島県の子供たちに、水素エネルギーへの触れ合いを通じて福島が復興する未来の姿を感じてもらうため、水素情報館「東京スイソミル」へ招待しました。
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