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平成30年度産業廃棄物処理業者向け講習会 開催報告
平成30年度産業廃棄物処理業者向け講習会について、初級編4回・中級編2回の開催が終了いたしましたので、結果をお知らせいたします。多くの皆様にご参加いただきありがとうございました。
開催状況
(初級編4回・中級編2回,受講人数合計535名)
回数 | コース | 開催日 | 開催場所 | 開催地区 | 受講人数 |
第1回 | 初級編 | 平成30年 9月13日(木) | 東京都トラック 総合会館 |
23区内 | 85 |
第2回 |
平成30年 9月27日(木) |
東京都トラック 総合会館 |
23区内 | 87 | |
第3回 | 平成30年10月10日(水) | トヨタドライビング スクール東京 |
多摩地区 | 102 | |
第4回 | 平成30年10月22日(月) | トヨタドライビング スクール東京 |
多摩地区 | 85 | |
第5回 | 中級編 | 平成31年 1月24日(木) |
KFC Hall&Rooms |
23区内 | 94 |
第6回 | 平成31年 2月12日(火) |
KFC Hall&Rooms |
23区内 | 82 |
講習会内容
〈初級編〉
1.廃棄物の排出状況は?
2.廃棄物ってなんだろう?
3.廃棄物処理法はどのように変わってきたの?
4.廃棄物処理と排出者事業者責任とは?
5.法令や条例はどうなっているの?
6.保管や処理とその基準とは?
7.委託とその手続きはどうすればいいの?
8.マニフェストってなんだろう?
9.作業時の安全確保や事故時の対応が大切ですよ!
10.東京都及び国の取組み
11.産業廃棄物処理業の将来に大切なこと
〈中級編〉
1.押えておきたい国の通知とガイドライン
2.廃棄物処理法の改正について
3.東京都の指導事例
4.産業廃棄物を取り巻く環境の変化
5.排出業事者とのコミュニケーションの重要性
6.産業廃棄物業界が目指すべきもの
<講習会の様子>
講習会の様子1 |
講習会の様子2 |
アンケート集計結果〈初級編:第1回~4回〉
講習会では、毎回参加者の皆様にアンケートにご協力いただいています。
講習会全体として「よく理解できた」「理解できた」が合わせて95%で、参加者の方々には大変好評をいただきました。
講習会全体についての感想
特に参考になった内容
講習会テキストについての感想
講師の説明について
参加者の声
(講習会全般について)
・講習会の内容はとても分かりやすかった。
・今後の産廃業界がどのように発展していったら良いのか、そのためには我々に何ができるのかを考えるとても良い機会になったと思う。
・将来的に大切なことを、わかりやすく教えていただき今後自分たちにできることを考えていきます。
(排出者事業者責任について)
・とにかく安くという希望を強く言う排出事業者の方ほど、最終処分までの流れや政令などの理解が低いので、理解を深めてもらうことが課題だと感じている。
・今まで排出事業者から廃棄物について詳しい情報をほとんど貰えたことがない。「〇〇だと思うよ」「おまかせ」と言われることも多く温度差を感じます。
(マニフェストについて)
・排出事業者のかわりに紙マニフェストの作成や、電子マニフェストの登録をしている事が多い。
・マニフェストについてサインで良いところと、押印が必要な所の違いは初めて知りました。
アンケート集計結果〈中級編:第5~6回〉
講習会全体として「よく理解できた」「理解できた」が合わせて96%で、参加者の方々には大変好評をいただきました。
特に参考になった内容
講習会テキストについての感想
講師の説明について
参加者の声
(講習会全般について)
・排出事業者の意識をリデュース、リユースに変えていくことが大切だとわかった。
・このような講習会は継続して実施してほしい。
・初級編も受講させて頂きました。他のこういった講習会にも参加を何回かしましたが、一番わかりやすく考えられている講習会だと感じます。
(産業廃棄物業界について)
・「廃棄物業界を取り巻く環境の変化」では、産廃業界のこれからの役割がわかって良かった。こういった話は他ではあまり聞かないので興味深かった。
・排出事業者の意識が変わっていくことに対して、処理業者も変わっていく必要がある。
・まだまだお客様側で排出事業者負担(責任)という意識がうすい。私達処理業者が理解に向けて努めないといけないと感じた。
※本講習会は、東京都受託事業「持続可能な静脈ビジネスの発展に向けた講習会」として実施しています。