平成29年度における産業廃棄物処理業者向け講習会について、初級編5回・中級編3回の開催が終了いたしましたので、結果をお知らせいたします。
多くの皆様にご参加いただきありがとうございました。
(主催:東京都環境局、公益財団法人東京都環境公社)

開催状況

(初級編5回・中級編3回,受講人数564名)

回数 コース 開催日 開催場所 開催地区 受講人数
第1回 初級編 平成29年9月26日(火) 東京都トラック
総合会館
23区内 89
第2回

平成29年9月27日(水)

東京都トラック
総合会館
23区内 93
第3回 平成29年10月3日(火) トヨタドライビング
スクール東京
3階ホール
多摩地区 90
第4回 平成29年11月6日(月) トヨタドライビング
スクール東京
3階ホール
多摩地区 98
第5回 中級編 平成29年11月13日(月)

水素情報館

スイソミル

23区内 39
第6回 平成29年11月20日(月)

水素情報館

スイソミル

23区内 38
第7回 初級編 平成29年12月4日(月)

水素情報館

スイソミル

23区内 48
第8回 中級編 平成29年12月12日(火) 東京都トラック
総合会館
23区内 69

 

講習会内容 

〈初級編〉
1.廃棄物の排出状況は?
2.廃棄物ってなんだろう?
3.廃棄物処理法はどのように変わってきたの?
4.廃棄物処理と排出者責任とは?
5.法令や条例はどうなっているの?
6.保管や処理とその基準とは?
7.委託とその手続きはどうすればいいの?
8.マニフェストってなんだろう?
9.作業時の安全確保や事故時の対応が大切ですよ!
10.東京都及び国の取組み
11.産業廃棄物処理業の将来に大切なこと

 

初級編で使用したテキスト(抜粋)はこちら>>>

〈中級編〉
1.押えておきたい国の通知とガイドライン
2.廃棄物処理法の改正について
3.東京都の指導事例
4.産業廃棄物を取り巻く環境の変化
5.排出業事者とのコミュニケーションの重要性
6.産業廃棄物業界が目指すべきもの

 

中級編で使用したテキスト(抜粋)はこちら>>>


<講師>

講師
公益財団法人東京都環境公社 常務理事
齊藤 和弥
公益財団法人東京都環境公社 環境事業部環境事業課長
横田 信博
公益財団法人東京都環境公社 環境事業部環境事業課 管理係長
冨樫 由希子
公益財団法人東京都環境公社 環境事業部環境事業課 管理係
角田 皓平
公益財団法人東京都環境公社 環境事業部環境事業課 管理係
金子 藤子

講習会の様子①

講習会の様子②

講習会の様子③

 

アンケート集計結果〈初級編:第1回~4回、第7回〉

講習会では、毎回参加者の皆様にアンケートにご協力いただいています。
講習会全体として「大変わかりやすい」「わかりやすい」が合わせて90%で、参加者の方々には大変好評を
いただきました。また、テキストや講師の説明も好評をいただきました。

 


講習会全体についての感想

 

特に参考になった内容

 

講習会テキストについての感想

 

講師の説明について

 

参加者の声

(講習会全般について)

・廃棄物処理法の罰則について知らなかった内容があり、勉強になりました。

・廃棄物処理法が変わった原因となる社会状況や事件など、法改正と絡めて確認することが出来て、わかりやすかった。

(排出者責任について)

・廃棄物を排出することに対する「甘え」があるように感じます。事故等が起こった際に、実際に見たりすることがないので、「対岸の火事」状態です。

・契約、WDS等、処理業者へ丸投げで良いという認識がまだまだ多い。排出事業者、処理業者双方の協力がもっと必要であるように思う。

(マニフェストについて)

・マニフェスト制度は自らが勉強してもわかりにくかったが、本日の説明はわかりやすかった。

・いつも使用しているマニフェストのことを再確認できました。マニフェスト記載を見ながら重要なところをおさえていて良かったです。

 

アンケート集計結果〈中級編:第5~6回、第8回〉

講習会全体として「大変わかりやすい」「わかりやすい」が合わせて92%で、参加者の方々には大変好評を
いただきました。また、テキストや講師の説明も好評をいただきました。

講習会全体についての感想

 

特に参考になった内容


 

講習会テキストについての感想

 

講師の説明について
 

 

参加者の声

(講習会全般について)

・来年も参加出来る事を願っています。初級編も分かりやすかったですが、中級編もとても参考になりました。

・この業界で働いていると一度はお客様から質問されるようなことが多く、実用的だと感じた。

・普段から意識して行っていることの復習を解説いただいた感じです。これを機に再度職場に周知していきたいと思います。

(産業廃棄物業界について)

・価格ありきで業者の選定をする排出事業者の存在が多くある。

・排出事業者及び収集運搬業者が、廃棄の性状、種類を把握していないことがあり、処理業者が調査をせざるを得ない。

・「排出事業者の意識が変わろうとしている」という点について、あまりそう感じたことはなかったのですが今日の講義を聴いて考えが変わった。

(廃棄物処理法の改正について)

・過去の不適正処理や指導、これをきっかけにした法改正など、もっと話を伺いたい。若い会社には、当時を知る人間がいない。

・水銀廃棄物についてがわかりやすかった。

 

※本講習会は、東京都受託事業「持続可能な静脈ビジネスの発展に向けた講習会」として実施しています。
※第7回(初級編)、第8回(中級編)は、(公財)東京都環境公社の自主事業として追加開催しました。