令和2年度産業廃棄物管理責任者講習会 開催結果
令和2年度産業廃棄物管理責任者講習会について、開催結果をお知らせいたします。多くの皆様にご参加いただきありがとうございました。
開催状況
全4回、定員50名 修了証交付人数合計 186名
開 催 回・コース | 開 催 日 | 開 催 場 所 |
修了証 交付人数 |
第1回 製造・物流系コース |
令和2年 9月17日(木) |
KFC Hall&Rooms (墨田区)
|
47名 |
第2回 建設系コース |
令和2年10月 2日(金) | 48名 | |
第3回 製造・物流系コース |
令和2年10月28日(水) | 46名 | |
第4回 建設系コース |
令和2年11月26日(木) | 45名 |
講習会カリキュラム
・東京都廃棄物条例では、産業廃棄物を排出する事業場を設置している事業者は、事業場ごとに産業廃棄物管理責任者を選任しなければならないと定めています。
・本講習会は、産業廃棄物管理責任者として排出事業者の責任等に関する理解を深め、その責務が果たせるよう人材育成を目的としたカリキュラムとなっています。修了者には、講習会修了証を交付しています。
第Ⅰ編 循環型社会の形成を推進するための体系と廃棄物処理法の概要
・循環型社会形成推進のための基本的な枠組み
・廃棄物処理法の概要
・廃棄物の定義
第Ⅱ編 排出事業者の責務
・産業廃棄物排出事業者の責務
・措置命令、罰則規定
第Ⅲ編 産業廃棄物管理責任者の実務
・産業廃棄物管理責任者の選任と実務
・マニフェストについて
・産業廃棄物処理の不適正事例
第Ⅳ編 オフィスビル等廃棄物の適正処理とリサイクルの推進(オフィスビル、製造・物流系コースのみ)
・オフィスビル等から排出される廃棄物
・オフィスビル等の排出事業者
・廃棄物管理責任者の役割
第Ⅴ編 建設廃棄物の適正処理とリサイクルの推進(建設系コースのみ)
・建設リサイクル法と廃棄物処理法の関係
・建設工事における排出事業者
第Ⅵ編 東京都の産業廃棄物対策
・東京の産業廃棄物の現状
・東京都資源循環・廃棄物処理計画
・優良性基準適合認定制度
確認テスト、確認テストの解答と解説、修了証交付
<講習会の様子>
<新型コロナウイルス感染症対策>
新型コロナウイルス感染症対策を以下のとおり実施しました。
(1)三密を回避するため、会場の規模に合わせ、定員を50名に設定した。
(2)広報媒体(HP、チラシ、メルマガ、申込時返信メール)に当日の検温実施、マスク着用、手・指の消毒徹底を掲載した。
(3)非接触体温計での検温を実施した。また、体調不良の方は講習会参加をご遠慮いただくよう呼びかけた。
(4)会場入口に消毒液を設置し、入室時、手指アルコール消毒の徹底を呼びかけた。
(5)ソーシャルディスタンスを保つよう座席配置をした。
(6)セミナー参加者全員にマスクの着用を促した。持参していない参加者には事務局で用意したマスクを渡した。
(7)事務局はマスク及び手袋を着用した。
(8)講師席及び司会席に飛沫防止アクリルパネルを設置した。
(9)確認テストはあらかじめ資料として配布した。
(10)修了証は、原則事務局から直接参加者に受け渡し、参加者同士の接触をさけた。
(11)休憩時間毎に会場の換気を実施した。
(12)受講者に対して「新型コロナウイルス接触確認アプリ」のダウンロードを促した。
アンケート集計結果
講習会では、毎回参加者の皆様にアンケートにご協力いただいています。
講習会全体として「よく理解できた」「理解できた」が合わせて91%で、参加者の方々には大変好評をいただきました。
講習会全体についての感想
講習会テキストについての感想
講師の説明について
参加者の声
・廃棄物の管理全般が非常によく分かった。
・産廃について、その業務への向き合い方や関係する法律とその背景まで勉強になりました。
・実務を行うにあたり、ポイントとなる事項を明確に説明された点が良かった。
・講義の内容も分かりやすくテキストも見やすく大変参考になりました。
・講師の説明が分かりやすく、問題事例により緊張感があった。
・とても丁寧な運営で、会場、スタッフ共、大変良かった。
・座席間隔等、コロナ対応もしっかりされており、また、一編一編の区切りで解りやすかった。