サーキュラーエコノミーとは

原材料から製品を製造し、使用後に廃棄する一方通行型の経済活動をリニアエコノミーと言います。このリニアエコノミーを続けていくと、資源の枯渇、廃棄物の量が増え続けることによる埋立処分場のひっ迫などの環境問題につながります。

こうした環境問題に取組むために、日本ではこれまで、廃棄物の発生を抑制し、製品を再使用・再生利用する3R(リデュース・リユース・リサイクル)に取り組んできました。この3Rを基本としたリサイクリングエコノミーでは、まずは廃棄物を発生させないようリデュース・リユースに取り組みますが、それでも少なからず廃棄物が発生します。

サーキュラーエコノミーは、「循環経済」と呼ばれ、従来の3Rに加え、資源投入量や消費量を抑えつつ、ストックを有効活用しながらサービス化等を通じて、付加価値を生み出す経済活動であり、製品を生み出す段階から、製品の長寿命化やリサイクルしやすい素材の活用を考えて設計を行うこと、原材料の使用を最小限に抑えること、既にある製品等を最大限に活用し資源を無駄にしないことで廃棄ゼロを目指しています。

【東京サーキュラーエコノミー推進センターの情報発信】

東京サーキュラーエコノミー推進センターは、都民の皆様や、事業者様、各自治体様にサーキュラーエコノミーを身近に感じてもらえる取組を、WEBサイト、動画やXを通じてわかりやすく発信し、気軽にサーキュラーエコノミーに取り組んでもらうムーブメントを醸成します。

Xについて

サーキュラーエコノミーに関する情報発信を行う東京都の公式アカウントです。サーキュラーエコノミーの取組事例やイベント等を発信します。

特別座談会「次世代と共に考えるサーキュラーエコノミー」

今の高校生・大学生は環境問題をどうとらえているのでしょうか?東京都内千代田区大手町にある3×3Lab Futereにて、サーキュラーエコノミーに関する座談会を行い意見を聞いてみました。

▼動画内容を漫画化しました(ニュースレター)


環境問題のカギは「友達ごと化」|“Z世代”ラジレジオンが考えるサーキュラーエコノミー普及のポイント

公益財団法人 東京都環境公社の社員が※ラジレジオンが運営する環境問題をテーマにした学生だけでつくるラジオ番組にゲスト出演させていただきました。

▼動画内容を漫画化しました(ニュースレター)