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研究成果

平成19年度第1回外部研究評価委員会 継続研究の中間評価結果

研究テーマ
都市排水の環境影響に関する研究
研究期間 17年度~19年度
研究目的  東京の河川の水質は改善され、都民が水辺に親しむ機会が増えている。都内の河川水は下水処理水が多くを占めており、都民が安心して水辺環境を利用できるようにするために、大腸菌群等の動態及び人への健康リスクに関する知見を集積する。また、都市排水中の未規制物質を含めた化学物質が水生生物にどのような影響を与えているかを把握する。
研究内容 (1)都内水域における大腸菌群等の実態を把握し、親水性水域における健康リスクを低減するための基礎資料とする。
(2)下水処理水に含まれる化学物質の水環境中での挙動及び水生生物への影響を明らかにする。
(3)河川や海浜公園への都市排水流入による問題点を明らかにし、水質改善や下水合流改善事業等の対策の推進に反映させる。
中間評価 A1名、B4名
評価コメント及び対応 ・都市生活環境の維持、改善に欠かせない下水処理の環境への影響を主眼とした研究で、特に処理水負荷による河川生態系への影響、ならびに水場の衛生環境確保の観点からの研究を主体として研究計画を立てている。化学物質関連の課題でも下水処理場がフッ素系界面活性剤の主要環境放出源となっている様子が示されていたが、医薬品など人間が日常生活で用いているものの環境影響も視野に入れつつ、幅広い視点から対象の絞り込みと今後の課題整理、研究の効率的かつ総合的な推進を期待する。
・都内の河川における下水処理水の水質への影響を、水質成分分析と生物調査を併用して解明しようとした研究であり、有効な知見の蓄積が期待される。既にいくつかの新しい知見が得られており、目標達成に近づいている。
・都市排水の実態把握を行い、特に排水中の未規制物質が水生生物にどのような影響を与えているかを把握することは、人に対する健康リスクを考える上で重要であり、本研究の意義は認められる。
・実態把握に止まらず、有害化学物質の発生源を明らかにし、その除去対策にまで言及できるよう、研究が進展することを望む。
⇒化学物質については、今後、発生源を明らかにし、その対策にまで言及できるよう努力します。

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