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研究成果

平成21年度第1回外部研究評価委員会 終了研究の事後評価結果

研究テーマ
うるおいのある水辺環境の回復に関する研究
(底質からの栄養塩類溶出等調査支援研究)
研究期間 20年度
研究目的  これまでに報告された底質成分の挙動に係る文献を調査収集して取りまとめるとともに過去に実施された東京湾の底質データを電子データに収集・整理して、グラフ等に加工し、今回実施する底質調査結果の解析に資する。
研究内容 (1)底質汚染が水環境に与える影響の把握(文献調査)
・底質からの栄養塩溶出速度、酸素消費速度等の文献情報の取りまとめ
(2)東京湾における底質汚染状況の推移と現状の解析(データ解析)
・東京都や他の自治体及び国が実施した底質調査データの収集・解析
・底質汚染状況の推移や地域的な特徴の解明
・データ収集及び入力、解析プログラムの作成、統計解析、コンター図の作成等
事後評価 A2名、B3名
評価コメント及び対応 ・研究で収拾整理したデータは貴重であると思われる。研究所内でこれらを充分有効に活用するとともに適切な形での公開を望む。
・東京湾の水質は、長期的には以前よりは改善されてきているものの、現在でもなお汚濁レベルが高く、重要な課題となっており、都民の関心も高いテーマといえる。
・本研究の特徴は、自ら測定を実施してデータを獲得するのではなく、既存データを収集・分析することによって、傾向を見出そうとするアプローチをとっている点にある。前回の評価では、用いる統計手法に独自性を発揮していただきたい旨を指摘したが、今回の成果報告では、十分とまではいえないまでも、かなりの進展が見られたと評価できる。
・限られた条件のもとで既存のデータを整理、解析したもので、一定の成果が得られたと評価できる。
・過去30年間にわたる東京湾の底質濃度分布のデータを整理し、そのトレンドを明らかにしたことは評価できる。
・統計的な解析に関しては、まだ多くの可能性があると予想されるので、今後もし機会が得られるのであれば、いろいろ試してみると、有益な知見が得られることが期待される。
・データ解析結果で浮かび上がった問題点などを行政調査にフィードバックし、より継続性、比較性の高い調査にしていけるよう、この結果が生かされることを期待する。
・得られた研究結果に対する考察が必要である。
・底質のトレンドから読み取った変化傾向の原因について、同じく考察する必要があろう。
・図表の表現を工夫することによって、研究成果をより分かりやすいものにすることが可能であると思われる。
⇒今後は、水生生物生息状況や貧酸素水塊発生状況等と底質汚染状況との関連を解析する過程で、多様な統計的手法を取り入れて、客観性のある結論が得られるよう努力していきます。
⇒データ解析の過程で明らかになった調査方法等の問題点については、行政に提示し、今後の調査方法の改善に活用していきたいと考えています。
⇒研究結果については、研究所年報や学会誌への論文作成を通じて報告していきたいと考えています。また、今後も研究成果を分かりやすく伝えるために図・表等を工夫するよう努めていきます。

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