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研究成果

平成27年度第2回外部研究評価委員会 新規研究の事前評価結果

研究テーマ
水素を活用したまちづくりに向けた調査
研究期間 2016(平成28)年度~2018(平成30)年度
研究目的 遠隔地の再生可能エネルギー由来のCO2フリー水素の利活用や、水素エネルギーマネジメント構築に向けた課題を整理し、解決策を示すことで、まちづくりにおけるCO2フリー水素の活用を目指す。
研究内容
  • (1)都内でのCO2フリー水素利活用に向けた検討調査
    水素利活用や再生エネルギー電力の現状、コスト分析、水素製造方法、技術開発状況、貯蔵・輸送方法に関する現状について文献調査やヒアリング、現地調査等を実施する。
  • (2)水素エネルギーマネージメント構築に向けた調査
    地域エネルギーマネジメントの現状について、事例調査などを実施し、今後の事業展開に向けたモデル規模や事業スキームの想定を行う。
事前評価 B4名、C1名
評価コメント及び対応
(同様の評価及び対応は、まとめて記載)
  • エネルギー使用時の環境負荷を考えれば、確かに環境研究所のテーマでもあるが、そもそもはエネルギーの研究部門が担当すべきと考える。エネルギー研究部門を立ち上げるとのことであるので、この疑問は理解した。
  • 水素ステーション設置の際の住民の理解をどのように得るのか(リスクコミュニケーション)を調査対象とすべき。また、トータルなエネルギー効率を考えたら水素は何に使用するのが最も効率的かの視点も検討すべき。
  • リスクコミュニケーションについては、実装の際の大きな課題となりますで、検討対象としていきたいと思います。また、水素を含めた多様なエネルギーをどのように、使い分けしていくかについては、調査研究の中で詳細に検討していく予定です。
  • 現在のマスタープランに沿って現場の実情をよく考慮し問題点や課題の抽出をしながら,場合によってはフレキシブルな計画の変更なども意識して,実行性のある検討としていただきたい(例え水素エネルギーは望ましくないという結果が得られてもそれはそれで有用な結果になると思う)。
  • 挑戦的なテーマであり計画段階であるが、水素は爆発範囲も広く静電気のようなスパークでも爆発(急激な燃焼)が起こり、一度爆発すると連鎖的に周辺の爆発を誘発して大事故、大災害につながる可能性がある。環境負荷の低減に貢献できる可能性もあるが、都民の身体生命に大きな悪影響を及ぼす可能性もあることから、水素エネルギーは諸刃の剣であることを念頭において調査検討を進めていただきたい。特に社会実装に際しては安全性や緊急時の対策がよくできているか否かを確認しながら段階的に徐々に導入するようにしていただきたい(具体的にはフェールセーフやフールプルーフなどの設計思想なども採り入れて計画を立案していただきたい)。
  • 九州大学の実証研究など国内外の他の先行エリアでの、水素エネルギー導入の動向もよく比較検討しながら進めていただきたい。
  • ・水素利用に関する安全性にも十分配慮しながら、実装に向けた調査研究を進めていきたいと思います。
    ・既往研究や事例調査については、情報収集を行い、対象調査の事業スキームに反映させていきたいと思います。
  • 本研究は、東京都の長期ビジョンにと連携した重要な課題として評価される。
  • 水素利用とは、換言すれば低炭素エネルギーの利活用であるが、個々の利活用について(例えば、再生可能エネルギー)、単に文献調査・ヒアリングといった一般論でなく、具体的な研究手法を提示すべきである。
  • 本研究ではH29に水素製造機を用いた実証も考えており、その中で得られたデータなどを積極的に活用していきたいと思っています。
  • このような新規課題を発足させる意義は理解できる。初年度は課題の推進計画を(オリンピックより先の将来も見据えて)みっちり練っていただきたいと考える。
  • 28年度の実施予定内容に比して、予算の大きさが理解できない。「システム構築」の意味がよくわからないが、試験プラント作りのようなことも具体的に始める計画なのか?
  • 多くのメーカーや関係者などとの連携を考えているため、即時対応できるように予算を組んでいます。水素を含めた多様なエネルギーを効率的、環境的に使っていくためのシステムを構築し、平成29年度には、水素製造機を用いた実証を考えています。

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