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研究成果

平成27年度第2回外部研究評価委員会 継続研究の事前評価結果

研究テーマ
新たな緑の指標調査
研究期間 2015(平成27)年度~2016(平成28)年度
研究目的 みどりの多様な機能の評価を取り入れた新たな緑指標(新たなみどり率)の導入をめざし、都で検討中の評価手法を基本に、生きものの生息空間としての緑の機能を評価に取り入れた指標を開発すること。
研究内容
  • ① 新しい緑の評価手法の検討
  • ・都で検討中の評価手法に必要なデータを特定する。
  • ・都全域で適用可能な評価手法とデータの精度と収集の可能性の検討
  • ・②での検証も踏まえて、都全域に適用できる新しい評価指標の提案。
  • ② 植生調査データの活用と調査方法の改善
  • ・過去の植生調査データのレビューと課題把握
  • ・新しい緑の評価手法への活用の可能性検討
  • ・植生調査方法への改善提案
  • ③ 新しい評価指標の把握方法の検討
  • ・レーザー等最新の手法の調査
  • ・最新把握手法活用に向けた検討
事前評価 A1名、B3名、C1名
評価コメント及び対応
(同様の評価及び対応は、まとめて記載)
  • もう一度、本プロジェクトの目的を明らかにし、目的達成のために、何を、どこまで明らかにする必要があるのか?を明確にされたい。
  • 本プロジェクトの目的は、より質の高い緑の創出と保全を図るためにみどり率に質の評価を取り入れることです。今後、生態系評価検討会等、都の関連機関と調整しながら目的達成に向けて研究を進めていきたいと思います。
  • 非常に大きなテーマであり、難しいテーマでもある。
  • スコア付けの基礎となる群落のランク、群落の状態など、提案されている値でよいのか検討しておくことが大切。
  • みどり率という用語が、誤解を与えてる。
  • 率というからには何か、基礎となる状態(分母)があるべきだが、この辺の説明がなく、この研究の目的がどうにも理解しがたい。
  • ・みどり率の分母は都の行政面積です。
    ・群落のランクや状態のスコアは、都で別途検討しているもので、都と相談しながら検討していきたいと思います。
  • 緑の群落の評価で生物多様性も考慮した評価指標を使用しており,緑の質も取り入れたよりよい評価手法の確立を目指している。これは望ましい方向と考えられる。
  • 予算も時間も限られているので、文献調査や統計的手法あるいは欧米で使われているスタンダードな評価法(あるのか?)も採り入れて研究調査の効率アップを図っていただきたい。
  • 生態系評価検討会の評価方法は、欧米で一般に使われる汎用的な手法(ハビタットヘクタール法)をベースにしています。
  • 東京都の深刻化したヒートアイランド緩和の観点からも、都内の緑を増やすことが急務であり、新たな緑の指標調査を行う意義は十分にある。
  • これまで東京都で実施されてきた植生調査の資料を有効活用し、都内の緑の質・量の変化を客観的な時系列で表現できるような指標づくりも推進すべきである。
  • 生態系の価値を評価するために、さまざまな評価指標を点数化しているが、それぞれの項目選定や加点の客観的基準(根拠)が不明確である。
  • 東京都内における緑の質・量がどのように分布し、長期的にどのような変化をしてきたかを定量的に表示することが望ましい。
  • ・生態系の価値を評価するための項目選定や加点の客観的基準(根拠)は、主として東京都の生態系評価検討会における評価方法に基づいています。
    ・都内の緑の質・量を定量的に把握し示していける様に努めていきます。
  • 難しい課題への取り組み方におけるご苦労が感じられる。
  • 個別プロジェクトでは、単に緑の面積だけでなく、質の高い緑地の増進とか、逆に質の低下に対する施策、などで質を含む評価指標が必要であろう。10年ごと等の総合的な調査でも、前回と比較しての質の変化の有無を評価する意義は理解できる。しかし、都全域で総合得点を求めるようなことにも類似の方法を使うとすると、労のわりに得られるものが少ないような気がする。そのような目的には衛星データでも使った緑被率か何かを並行的に活用すればよいのではないか。
  • 現在のみどり率はいわゆる緑被率に水面の面積も勘案したもので、航空写真から算出したものです。これに質の評価を取り入れることで、都全域の緑の質・量を把握し、より質の高い緑の保全と創出に寄与するものです。

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