センターについて

東京都気候変動適応センター

東京都気候変動適応センターは、都内における気候変動影響及び気候変動適応に関する情報の収集、整理、分析及び提供並びに技術的助言を行う拠点です。気候変動適応法第13条に基づく地域気候変動適応センターとして、令和4年1月に、都市のヒートアイランド対策の研究などを行ってきた(公財)東京都環境公社東京都環境科学研究所に設置されました。東京都の関連部局とはもちろん、区市町村とも緊密に連携し、気候変動適応の推進に必要な情報基盤となるよう努めてまいります。

東京都環境科学研究所(写真)内に設置

気候変動適応法

気候変動への適応を推進することを目的として、平成30年6月に気候変動適応法が公布されました。 気候変動の影響は、地理的、社会的な条件などにより、地域ごとに異なるため、気候変動への適応を推進するには、地域の実情に応じて、きめ細かに対応することが必要です。 このため、気候変動適応法第13条では、都道府県及び市町村は、その区域における気候変動影響及び気候変動適応に関する情報の収集、整理、分析及び提供並びに技術的助言を行う拠点(これが「地域気候変動適応センター」です。)を確保するよう努めることとされています。

センターの役割

○ 情報収集・整理・分析
都内を中心とした地域の気温等の実態、気候変動による影響や、国内外の気候変動適応策事例の情報を収集・整理・分析します。
また、国が設置する協議会への参画や、国立環境研究所気候変動適応センター及び関係する研究機関との情報共有などにより、関係機関との連携を図ります。

○ 情報提供、普及啓発、助言
都内自治体に対する気候変動に関する情報提供及び助言を行うとともに、都と連携して都⺠等への普及啓発を進めます。