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【廃プラ市場の現状や変化・課題】処理料金、価格の変化(2019.11~12)

2020.01.22

1.処理業者からの声

・ 処理料金は混合廃棄物として1.5倍程度上げている状況である。今後は元々の価格がバラバラ(顧客によっては2倍程度)のため、統一していくような形になる。

 

・ 管理型埋立処分費と焼却処分費はほとんど変わらず4040円半ば。RPFとして処分を行う場合は30円後半の処理料金である。

 

 

・ 2017年から2018年で比較を行うと立米単価で4,000円の値上がりとなっている。

 

・ 5年前と比べても関西は関東より処理料金は半分以下だった。関東は1トン当たり30,000円が平均だったが関西は高くても立米単価10,000円程度だった。

 

・ 当社から二次処理先への処理料金が値上げとなったが、利益率を下げて対応している。受け入れ料金は値上げ率の半分程度の値上げで済むよう努めている。

 

・ 軟質系の廃プラの受け入れは、産業廃棄物の中間処理業者からが多い。処理費は、近年過去からの顧客に対し段階的に、約510%の値上げを行っている。

 

・ 焼却処理料金よりもおそらく安い金額で受け入れている。ただ、自社の処理コストも上がっているため、処理費に転嫁している。できればもう少し値上げしたい。

 

・ 輸入規制で単純焼却の処理費が大幅に値上げとなり5万円/トンが単純焼却平均単価となっている。少しでも安い処理先として品質や荷姿の規制があるが、セメントでの燃料利用の引き合いもある。受け入れ料金の約20%の値上げは行った。

 

・ RPFはカロリーの割に価格が高いため使用していない。値段が下がったとしても廃棄物にならない限り有価で買い取らなければならないので使用する予定はない。

 

・ (埋立)処理料金は基本的には値上げしていない。品目に応じた処分単価は社内で設定しているが、体外的には大まかな処分単価を示し、排出場所の距離等に応じて単価を設定している。

 

・ 廃プラの焼却処理料金は40/tが基本だが、受け入れる廃プラの性状等に応じて変化する。処理料金の値上げは去年、一昨年と行っていない。

→ 焼却処理後の残渣の埋立処分料金は値上げされていない。

 

・ 焼却処理単価は2013年頃までが一番安かった。その後業界で値上げの雰囲気ができて、20172月の中国の規制発表でさらに値上げ圧力が強くなり、2014年から今の時点までに価格は40%程度上昇した。運賃の上げ幅もさらに大きい。排出事業者に負担して頂いているが、この5年は排出事業者に値上げ交渉をずっとしている。

→20194~9月は割に落ち着いていたが、焼却は値上げを続けていた。ここにきて災害廃棄物も出てきているので、更なる値上がり余地もあると思う。

 

・ 他社の状況を見ながら、当社での焼却の処理金額は見直している。新規のお客様に対しては従来よりも12割程度処理費を上げている。

 

・ 受入の最終処分料金について輸入規制前は6,500/㎥としていたが、輸入規制後は7,0009,000/㎥としている。

 

・ 中国の輸入規制による影響は有価での販売単価が若干下がったように感じる程度。

 

・ 中国の輸入規制以降、廃プラの問い合わせ件数や取扱量が急増したため、リサイクル可能なA級品(塩素濃度が3,000ppm以下)のみ受け入れ単価を値上げした。

 

・ 中国の輸入規制以降、排出事業者からの問い合わせは多い。問い合わせ件数の増加に伴い、当社では受入量の増加と破砕選別処理料金の値上げを行った。一方、処理料金の値上げ要因は輸入規制に加えて、働き方改革の必要性も含まれている。

→廃プラの処理料金は中国の輸入規制以前は1015/kgだったが、現在は2倍弱程度まで引き上げた。

 

・ 廃プラ、建廃(混廃)は二次処理先の受入価格高騰に伴って値上げした。値上げは中国の輸入規制以前と比較して2割程度。

 

・ 輸入規制前後で焼却処理料金は1割程度上げている。20172018年は上げておらず、2019年に値上を行った。