A | データについて | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1 測定地点 (1) 葛飾 : (平成10年度から) 葛飾一般環境大気測定局の都有地上 葛飾区鎌倉2−21−4 (平成9年度まで) 葛飾区役所7階屋上 葛飾区立石5−13−1 (2) 江東 : 東京都環境科学研究所6階屋上 江東区新砂1−7−5 (3) 武蔵野 : 市立第5小学校4階屋上(武蔵野一般環境大気測定局) 武蔵野市関前3−2−20 (4) 福 生 : 福生市役所4階屋上(福生一般環境大気測定局) 福生市本町5 (5) 多摩 : 愛宕神社参道側市有地(多摩一般環境大気測定局) 多摩市愛宕1−65−1 (6) 檜原 : (平成12年度から) 檜原一般環境大気測定局 西多摩郡檜原村4331−1 樋里コミュニティーセンター (平成11年度まで) 西多摩郡檜原町字小沢3739−1 2 試料採取法 (1) 湿性降下物 : 降雨時に降り始めから0.5mm毎に一定量を採取、自動測定を行う。 手分析用試料は、その雨を貯留し、月1回回収したものをあてる。 (2) 乾性降下物 : 無降雨時に月1回試料採取、手分析用試料とする。 3 測定項目、方法 (1) 自動測定
なお、pH、ECのデータは、2000年4月から自動分析によるもの(全データのパワー平均)、それ以前のデータは手分析によるものである。 手分析によるpH、ECは、月1回(又は2回)回収する貯留雨水を測定したものである。 4 データの処理方法 (1) 自動測定データは、次のことを考慮して確定した。 ・pHとECとの関係のチェック(水素イオン濃度の極限等量イオン導電率によるチェック) ・ありえない値(pH:3.0未満又は8.0以上、EC:500μS/cm以上)のチェック (2) 手分析データは、イオンバランス及び導電率データとの照合により測定精度を確保した。 (3) 海洋起源の[SO42-]及び[Ca2+]については、Na+イオンが海洋由来であるとし補正した。 【参考計算式:海水1kg中のイオンの量(塩分34.5の時)】 ・SO42-/Na+による nss-[SO42-]の算出 海洋起源 ss-[SO42-]= 0.251×降水中[Na+] 非海洋起源 nss-[SO42-]=降水中[SO42-]−海洋起源[SO42-] ・Na+/Ca2+によるnss-[Ca2+]の算出 海洋起源 ss-[Ca2+]= 0.038×降水中[Na+] 非海洋起源 nss-[Ca2+]=降水中[Ca2+]−海洋起源[Ca2+] |
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B | データファイル
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C | 環境科学研究所年報掲載論文 2005年
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