二酸化炭素(CO2)の一週間平均値 : TOKYO FM 放送データ

 東京都環境科学研究所では、CO2濃度を自動測定(1秒おきに測定、10秒平均値をパソコンに取り込み)しており、その1時間分を平均した「1時間値」を、調査データとして本ホームページ等で公開してきました。

 それに加え、TOKYO FMのご提案により、本邦初の試みとして平成16(2004)年11月から、このデータを番組内で毎週放送していただいています。データは放送(土曜朝)の前の週の日曜の0時台から土曜の23時台までの1週間分の1時間値を平均した「週間値」で、比較のため10年前の同期間(同一の月日)の週間値も同時に紹介されています。

 下の写真2の「瞬時値」(赤線)、グラフの「週間値」ともに変動はありますが、10年前と比較すると、現在の濃度がほぼ常に高くなっており、CO2濃度が増加していることがわかります。移動平均により凸凹をならしたグラフで見ると現在の高濃度の状況がより明瞭になっています。

 

TOKYO FM  「TOKYO UPDATE」 (番組表)

 (80.0MHz、毎週土曜 朝8:55〜)

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赤線:瞬時値

緑線:1時間平均

縦方向:時間(1目盛=1時間)

横方向:CO2濃度

写真1 二酸化炭素自動測定機

写真2 二酸化炭素の測定チャート

     (瞬時値の変動の例)

                  注)移動平均は直前5週間分の週間値の平均値.

                     TOKYO FMでの放送は10/24〜10/31分より(横軸下の見出しは一週間おき)

2006年 1月 1日〜2006年12月30日までの週間値・52週分の平均 ・・・ 410 ppm

1995年    〃  〜1995年          〃               ・・・ 387 ppm

 

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