令和8年9月8日(火)、東京都交通局の建設工務部合同工事安全連絡会で、弊センター長が講演を行いました。

工事安全連絡会は、「受注者作業員の安全意識及び事故防止知識の向上、各現場の安全水準の向上を図ること」を目的として実施されています。
近年では、夏場の高温・多湿による熱中症対策、ゲリラ豪雨などによる浸水への警戒、台風の大型化による強風への備えなど、気候変動が工事安全上のリスクとなっており、こうした環境の変化への対応が課題となっているそうです。

そこで、『気候変動に、どのように対応するのか?〜暑さ対策、将来予測と適応のススメ〜』というテーマで講演を行い、保線関連工事や駅構内工事の関係者及び工事請負事業者など、約100名の方々が参加されました。

講演ではまず、熱中症の発生状況や対策のポイント、職場における熱中症対策について解説しました。
具体的なデータや事例を交えながら、現場で役立つ実践的な情報を提供しました。

続いて、東京2025世界陸上マラソン沿道観客向け暑さ対策のノウハウをまとめた「休憩所設営ガイドブック」を紹介し、屋外イベントや現場での熱中症対策を効果的に進めるためのポイントをお伝えしました。

最後に、気候変動の現状と将来予測、気候変動の影響と今後の対策立案の考え方について説明しました。
気候変動が進む中で、緩和策や適応策の重要性がますます高まっていることをお伝えしました。

実施後のアンケートでは、参加者の約97%が「良く理解できた」または「理解できた」と回答いただきました。
また、下記のような感想もいただきました:

  • 今後、気象条件がさらに悪化することが考えられるため、対策をアップデートしていき、安全作業に努めたい。
  • 熱中症について詳しい内容を解説していただいたので、職場に持ち帰って今後の業務に活かしていければと思います。
  • より一層の緩和策の推進の必要性を実感した。

今回の講演が、参加者の皆さまの業務における暑さ対策や気候変動対策への意識向上に繋がれば幸いです。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!