平成28年度における産業廃棄物管理責任者講習会について、全5回の開催がすべて終了しましたので結果をお知らせいたします。
多くの皆様にご参加いただきありがとうございました。
(主催:東京都環境局、(公財)東京都環境公社)

 

開催状況

(全5回、修了人数338名)

  開 催 日 開 催 場 所 修了人数
第1回
(オフィスビル
商業施設等系
コース)
平成28年7月13日(水) KFC Hall&Rooms 69名
第2回
(建設系コース)  
平成28年9月15日(木) 東京都トラック総合会館
7階大会議室
84名
第3回
(製造・物流系)
平成28年10月14日(金) 東京都トラック総合会館
7階大会議室
29名
第4回
(オフィスビル
商業施設等系
コース)
平成28年11月10日(木) 東京都トラック総合会館
7階大会議室
43名
第5回
(建設系コース)  
平成29年2月14日(火) 東京都トラック総合会館
7階大会議室
76名

 

講習会カリキュラム

東京都廃棄物条例では、産業廃棄物を排出する事業場を設置している事業者は、事業場ごとに産業
廃棄物管理責任者を選任しなければならないと定めています。
・本講習会は、産業廃棄物管理責任者として排出事業者の責任等に関する理解を深め、その責務が果たせるよう人材育成を目的としたカリキュラムとなっています。修了者には、講習会修了証(カード)を交付しています。

  第Ⅰ編 循環型社会の形成を推進するための体系と廃棄物処理法の概要

・循環型社会形成推進のための枠組み
・廃棄物処理法の概要
・廃棄物の定義

  第Ⅱ編 排出事業者の責務

・排出事業者責任強化の変遷
・産業廃棄物の保管と処理
・措置命令、罰則規定

  第Ⅲ編 産業廃棄物管理責任者の実務

・産業廃棄物管理責任者の選任と実務
・信頼できる処理業者の選定
・マニフェストの管理
・産業廃棄物処理の不適正事例

  第Ⅳ編 東京都の産業廃棄物対策

・東京の産業廃棄物の現状
・東京都廃棄物処理計画(概要)

 

第Ⅴ編 建設廃棄物の適正処理とリサイクルの推進

・建設リサイクル法と廃棄物処理法の関係
・建設工事における排出事業者

  第Ⅵ編 オフィスビル等廃棄物の適正処理とリサイクルの推進

・オフィスビル等から排出される廃棄物
・オフィスビル等廃棄物の処理体系
・廃棄物管理責任者の役割

 

第Ⅶ編 製造・物流業における適正処理とリサイクルの推進

・製造・物流業から排出される廃棄物
・製造・物流業の廃棄物の処理体系
・廃棄物管理責任者の役割

  質疑応答

質問票で質問を受け付け、講義の最後に回答しています。
個別に回答をご希望の方は終了後に対応しています。

    確認テスト   確認テストの解答と解説   修了証交付    

講習会風景①

講習会風景②

アンケート集計結果

本日の講習内容についての感想

講習内容によって差はありますが、概ね80%~98%の参加者から「よく理解できた」「概ね理解できた」との好評を得ました。

Ⅰ 循環型社会の形成を推進するための体系と廃棄物処理法の概要

 Ⅱ 排出事業者の責務

Ⅲ 産業廃棄物管理責任者の実務

Ⅳ 東京都の産業廃棄物対策

Ⅴ 建設廃棄物の適正処理とリサイクルの推進(建設系コースのみ)

Ⅵ オフィスビル等廃棄物の適正処理とリサイクルの推進(オフィス 商業施設等コースのみ)

Ⅶ 製造・物流業における適正処理とリサイクルの推進(製造・物流系コースのみ)

講習会のテキストについて

大変わかりやすい(21%)、わかりやすい(67%)、あわせて88%と参加者から好評を得ました。

  >講習会テキスト
参加者の声

・排出事業者の責務を少し甘く考えていたところがあり、排出事業者の責務、責任の重さ、業務の重大さについて理解できた。

全く知識がないまま、マニフェストをとりまとめ「産業廃棄物管理票交付等状況報告」の作成提出を担当していたので、誤りがあっても気がつけない状況でした。本日の講習をいかして、今後は取り組めると思います。

実例で説明して頂いたので分かりやすかった。

・テキストの資料編(各様式、記入例、契約等)は具体的に理解でき、これからも活用できそうで大変助かります。

ポイントを強調していただけたので理解しやすかった。必要事項の繰り返しにより、記憶に残った。説明も噛み砕きながらで、知識が浅い人でも理解しやすい。