東京都環境科学研究所

都市ごみ中の有害物質の処理及び管理手法に関する研究(2021年度)

令和3年度外部研究評価委員会 新規研究の事前評価結果

研究テーマ
都市ごみ中の有害物質の処理及び管理手法に関する研究
研究期間 2021年度
研究目的 乾式処理の排ガス対策におけるガス状水銀の挙動を明らかにすることにより、より確実で効果的な水銀排出抑制処理を検討し、また、測定技術や制御技術に関する調査研究について早急に整理し、実用化に結びつける技術情報を発信する。
研究内容
  • (1)実用化候補活性炭における他活性炭との比較・優位性の検討
  • (2)実機試験を実施するための条件確認とその準備
  • (3)清掃工場の実機における水銀抑制効果の検証
2021事前評価 A 4名、B 2名
評価コメント及び対応
  • 清掃工場での実機試験は実用化に向けて意義あるステップであるので、成果を期待したい。
  • 実機試験での新規添着炭必要量をはラボ実験に比べて大量になると思われるが、均質な製造方法、装置等は確保できるのか。
  • 実機試験では約1500kgのHCl添着活性炭が必要です。そこで、実機試験を行う清掃工場に活性炭を納品しているメーカーに対して、試作製造を委託して準備する予定です。
  • 実験結果をもとに実機への実証試験を行うことは重要です。
  • PPTも計画書も数行の説明なので、評価がしにくいです。どのような実機試験を行うのか参考資料等で示していただければわかりやすかったと思う。
  • 実験室実験の成果を実機で検証するステップに移行しており、成果が期待される。
  • 実用化に向けて、清掃工場の実機を用いた塩化水素添着活性炭等による水銀抑制効果の検証が計画されている。
  • 実機を用いた新しい水銀除去装置の性能を評価することは実用化に向けて重要であると思われる。
  • 研究室実験と異なり排ガスの性状,温度等が変動するような状況下であると思われるので、そのような排ガスの特性計測を合わせて実施されると有用なデータが取得できると思われる。
  • 今年度までの知見を活かし、新規粉末活性炭の実用化につながる実験計画が立てられているものと考えられる。
  • 粉末の吸着能を使用中いかに維持していくのかは、実機への応用時の要になるのではと考えられ、その考察を挙げていただければ、より具体的な計画になるように思う。