東京都環境科学研究所

災害時等におけるPFAS等分析対応能力の向上に関する研究(2026-2028年度)

令和8年度外部研究評価委員会 新規研究の事前評価

研究テーマ
災害時等におけるPFAS等分析対応能力の向上に関する研究【新規】
研究期間 令和8~10年度
研究目的 災害時等は、PFOS等を含む様々な化学物質等が環境中に流出するリスクが高まり、人への健康や生態系に影響を及ぼすことが懸念されるため、こうした非常時には、夾雑物中から迅速かつ正確に化学物質の検出や影響範囲を把握することが不可欠である。そこで、既存の分析法の短時間化や、複数成分の一斉分析可能な分析装置として高速液体飛行時間型質量分析計を導入し、本装置内のデータベースを拡充することにより、災害時等における環境モニタリングの即応力を高め、迅速かつ正確に分析できる態勢の構築を図る。
研究内容
  • (1)PFAS分析に係る情報収集
  • (2)災害時検体における分析法の構築
  • (3)データベースの拡充
  • (4)災害時対応の提案
事前評価 A:優れている    4
B:普通       2
C:やや劣っている  
D:劣っている    
評価コメント及び対応
  • 事故・災害時における分析体制等の構築は重要ですので、国環研や隣の県や市の環境研究所などと協力してすすめてください。
  • 災害時に迅速に分析できる態勢は必要であり進めてもらいたい。
  • 分析対応能力の向上をぜひ進めてください。
  • 他の地環研との連携も視野に、効果的、効率的に濃度計算やリスク分析をはじめとした研究に取り組めるような体制も目指して研究を進めてください。構築したデータベースはどのように公開、更新するかも研究として取り組んでください。
  • 現実の災害時を考えると、条件が異なるために結果もどのように異なるのか興味がある。
  • 災害時におけるPFAS分析を維持できる体制の検討は、重要な課題であるため、データベースの構築などを早急に進めてもらいたい。
  • 災害時検体における迅速なPFAS分析法の構築は、PFAS汚染から人の健康及び生態系等を保護するために大変重要であると考えます。
  • 来年度以降も分析機器のデータベースの拡充などのスクリーニング分析の可能範囲及び適応試料の種類を拡大されることを期待いたします。